ベトナム進出を検討される方へ!ホーチミン視察にきたら訪れるべき場所

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ホーチミン視察で訪れるべき場所

2017年5月現在、ホーチミン市には19の市街地区と5つの郊外県があります。市街地区は、番号で呼ばれている12の区(1区〜12区)と名前が付けられている7つの区があります。

商業や金融、行政など様々な観点でホーチミンの中心であると言えるのが1区です。

…というところまでは分かりやすいのですが、実は1区の中にも様々な特徴的なエリアがあり、また1区以外の区にも注目すべきエリアがあります。そのため、初めてホーチミンを訪れる方や土地勘がない方から、どこを訪れたらいいのかとよくご相談をいただきます。

例えば東京など多くの大都市には駅があり、それぞれの駅を中心にそのエリアの特徴などを把握しやすいのですが、ホーチミンの場合は主な移動手段がバイクのため、事情が異なります。ホーチミンを初めて訪れる方にとって、どのあたりのホテルを予約したらよいのかなど迷われることが多いのは、このことがひとつの原因なのではないでしょうか。

観光で訪れる場合のことはガイドブックや旅行サイトをご覧いただくとして、ビジネス目的でホーチミンを訪れる方からご相談いただくことが多いので、ホーチミンを出張で訪れた際に見ていただきたいエリアのいくつかとその特徴、そしてそこで注目していただきたい点をご紹介します。

 

やっぱり外せない「ドンコイ通り〜グエンフエ通り」

ホーチミン1区の中心部です。主な観光スポットとしても必ずガイドブックなどで取り上げられるエリアです。ホテルやブティック、レストラン、お土産やさん、市民劇場などがあります。

ビジネスでいらした場合は、このあたりは特に家賃が高いエリアなので、そのような場所で展開しているビジネスがどのようなものかを見ていただくのがいいかもしれません。また、週末の夜は開放的なグエンフエ通りに多くの人が集まります。ベトナムでは、友達や家族、恋人と公園や道などで時間を過ごすことも多く、そのようなベトナム人の余暇の過ごし方も垣間見ることができます。

 

ベトナム初の日系デパート「ホーチミン高島屋」

2016年7月、ホーチミン1区の中心部にサイゴンセンター(Saigon Centre)の中核テナントとして「ホーチミン高島屋」がオープンしました。シンガポール高島屋などに比べると規模は小さいですが、初の日系デパートとして注目を集めています。

レロイ通りという大きな通り沿いにあり、ベンタン市場とドンコイ通りの間という抜群の立地です。現在工事が進んでいる地下鉄の駅からも近いので、地下鉄が開通したらさらに盛り上がりそうです。

いままでホーチミンで日系の商業施設といえばイオンモールでしたが、イオンが一般層のベトナム人を主なターゲットとしていたのに対して、ホーチミン高島屋は富裕層をターゲットとしている点を踏まえて視察されることをおすすめします。

なお、タクシーで行く際には「高島屋」と言うよりも「サイゴンセンター」と言ったほうが通じる場合があるので、ご注意ください。

 

ホーチミンの日本人街といえば「レタントン」

まずご注意いただきたのは、レタントンは通りの名前だということです。長く続く道で、いわゆる「日本人街」と呼ばれているエリアはレタントン通りの中でも主にTon Duc Thang通りからHai Ba Trung通りまでです。

このエリアには日本人向けの飲食店やスーパー、美容室、ネイルサロン、マッサージ店などが集まっています。また、このエリアに住んでいる日本人の方も多くいます。

日本人街の中心あたりにあるサイゴンスカイガーデンというマンションには多くの日本人が住んでおり、その1階にあるコンビニのファミリーマートはホーチミンに住む日本人の多くが買い物をするスポットです。現地在住の日本人をターゲットにビジネスを検討されている場合や、進出時にホーチミンに住む予定の方は見ておくといいでしょう。

 

高級住宅街と洗練された雰囲気の「タオディエン」

1区からタクシーで20分程移動し、サイゴン川を渡ったところに位置する2区にあるタオディエン。閑静な住宅街に、洗練されたレストラン、カフェやブティックが点在するエリアです。在住欧米人も多く、1区とは異なる西洋の雰囲気が感じられます。富裕層向けの商材を扱うのであれば、1区だけでは分からないホーチミンの多様性をタオディエンで見るのもおすすめです。

 

多くのベトナム人客で溢れる「イオンモール」

2016年7月にホーチミンのビンタン区にベトナム4号店となるイオンモールがオープンしました。1号店のタンフーセラドン店もですが、イオンモールはどの店舗も中心部から少し離れたところにあります。しかし、週末には溢れるほどのベトナム人で賑わっています。

先日、ビンタン店を訪れたのですが、平日の開店時間前からすでに入り口付近には多くの人が開店待ちをしていました。これはなかなか日本では見られない光景ではないでしょうか。

 
 
ここでご紹介したのは、視察でホーチミンを訪れた方の多くが見に行かれる場所だけですが、他にも外国人が多く住むエリア、毎晩夜中まで盛り上がるバックパッカー街エリア、飲食店が多く立ち並び盛り上がりを見せているエリア、第2の日本人街となりつつあるエリア、1区でも閑静なエリアで隠れ家レストランやカフェが立ち並ぶエリアなど、ホーチミンには様々なエリアがあります。

 
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